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ユースの声【第1回】



LGBTQユース(子ども・若者)が、社会に向けて言いたいことを言うシリーズ、第1回!





私は、高校生になるまで自分が異性を好きになることは当たり前だと思っていました。そして、誰もが大人になったら結婚して、子どもを持つことが自然なんだなという風に考えていました。


今振り返ると、私がそうなりたいと希望していたわけでもなく、異性を好きになることが自分に当てはまっていたから違和感を持たず高校生までこられたのかなと思います。私は、現在大学4年生です。大学生になって自分は女の子も好きになるとハッキリ気づきました。


そのきっかけになったのは、高校2年生のときにクラスの女の子を好きになったことでした。その子をAさんとしてお話します。Aさんとは、高校2年のクラス替えで一緒のクラスになりました。Aさんは成績も良く、運動もできて、とっても明るい人柄だったのでクラスの人気者でした。私とAさんは、席が前後だったのもあってすぐに仲良くなりました。日常の学校生活では常に一緒に行動していましたし、お互い部活動は違っていましたが、時間帯を合わせて一緒に帰ったりもしていました。


そのときは、性別は関係なく、人としてAさんのことを好きだなと感じていました。恋愛感情もあると気づいてからもずっと一緒にいたので、自然に好きという気持ちは伝わっていたのかなと思います。特に告白っぽいことをした記憶はないのですが、Aさんも同じように好きでいてくれたと分かったときはとっても嬉しかったです。それから、3年生でも同じクラスになることが出来たので、学校の日も休みの日もずっと一緒に過ごしていました。



進学をきっかけにこの関係は無くなってしまったのですが、Aさんとは今もいい友達です。

嬉しいこともたくさんありましたが、辛いと感じることもたくさんありました。女の子を好きになるとハッキリ気づいたとき、今まで当たり前だと思っていたことと違う自分に戸惑いました。誰に相談していいかも分からず、こんな自分なんていていいのかなと思いました。もし、いろんな好きのかたちや、いろんな家族のかたちを教えてもらえていたら、自分の考えで自分を苦しめずにいられたのかもしれません。


今の私は、自分のセクシュアリティを否定することはありません。それは、正しい知識を知ることができたし、なにより自分自身を否定されず、一緒に考えてくれる人達がいると知ることができたからです。セクシュアリティに関わらず、誰もが自分ってこうだなーと思ったときに否定することのないようになってほしいと心から願っています。


ーT.K



(この原稿は、FRENSのメールマガジンで2019年1月に公開されたものです)

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