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職場や家族へのカミングアウト、どうでした?『LGBT先輩トーク』①

  • 執筆者の写真: FRENSスタッフ
    FRENSスタッフ
  • 2019年10月12日
  • 読了時間: 7分

更新日:2019年12月17日


LGBTQ+の子ども・若者のための交流会「フレンズタイム」で、すこし年上の「LGBTの先輩」のお話を聞いたり質問したりするイベントをやりました!貴重なお話をたくさんいただきました。その模様を3回に分けてお届けしまーす!


まずは第1回です。

自己紹介

まさし FRENSスタッフのまさしといいます。今日は、司会進行というかたちでここにいます。何かありましたらぼくのほうにお申し付けください。


まずは、登壇者に自己紹介してもらえたらと思います。



杏理 ぼくは杏理っていいます。35歳になります。生まれたときにつけられた性別が女性で、7歳くらいから「(自分は)女ではない」と思っていて、でもなんかあんまり男らしくするっていうのが好きじゃないから、「自分なんかいな(自分ってなんなんだろう)」みたいな。

23歳になっても自分の性自認とかよくわかんなかった。その頃初めて男としてバイトしてみました。そしたら「こっちのほうがまだ自分って感じするわ―」って思って、とりま男で生活するほうがいいんじゃね、じゃあトランスジェンダーじゃねって思いました。 好きになる性みたいなのは、パンセクシュアルです。

普段はFRENS(このイベントを主催している団体)の活動を毎日やっています。



ゆうな 32歳、生まれたときは男の子でした。20歳までは、親の手前もあって、性自認は女性というのはあったんですけど、行動に移せなくて。20歳になってから1人暮らしを始めたっていうのもあって、今後自分が思うように生きていきたいっていう風に思って、女性として生きていくというほうにシフトチェンジしました。


23~24歳の頃に戸籍の性別も男性から女性に変えました。そのあとは普通に女性として働いていて、30歳前にいまの旦那と出会って、お付き合いを始めて、結婚しました。いまは夫婦仲良く暮らしています。

今日はたくさんの人が参加してくれているので、質問には極力NG無しで答えたいという意気込みで来ているので、気軽に何でも聞いてください。よろしくお願いします。



ごう FRENSのスタッフをしています。今年もうすぐ31歳になります。セクシュアリティはバイセクシュアルです。何言うんだっけ…趣味? 最近はポケモンGO(笑)。あとはお酒かな。ひとり暮らしが寂しいのでお酒を飲んで楽しんでいます。

仕事は福祉関係というか、相談を聴いたりすることをしています。よろしくお願いします。



ひろき いま26歳です。セクシュアリティはゲイです。気づいたのは、思い返すと小さい頃からだと思うんですけど、自分の中で受けいれたというか、「自分はゲイだなー」と思ったのは高校1~2年生の頃。そこから友達作りとか頑張ってやっていたので、趣味の話にも繋がるんですけど、夜な夜な大学の友達と会ったりゲイの友達と楽しく飲み歩いたりしています。

趣味は他にはあんまり無いので、探し中です。




先輩たちは、どういう生活を送っているんですか?

まさし ありがとうございます。じゃあここからトークセッションをしていきます。気になったこととかあったら手を挙げて聞いてもらっても構いません。

ではまず、今日はちょっと先のビジョン、いろんな可能性があるということを皆さんに知ってもらいたいなあという目的があるので、「いまこういう生活を送っている」とか趣味の話とか、さっきの自己紹介で話し損ねた部分も含めて、いかがですか。



杏理 えーっと、以前、3年くらい小学校の先生をやっていたことがありました。「意外!」って言われることが多いんですけど、ピアスのせいかなあ…?



会場 (笑)



杏理 「男性として働く」とか「女性として働く」って一体何なんだろうって考えているんですけど、小学校の先生をしていたときは「男性の先生」みたいなかたちで働いていました。男性トイレ、男性更衣室を使っていました。で、「パンセクだ」ってめっちゃ言いづらさを感じていました。女性を好きなんだろうってみんなから思われていて、そのときはたしかに彼女がいたんだけど、「パンセクなんです」ってめっちゃ言いづらいなあと思っていて、積極的には言ってなかった。

セクシュアリティをオープンに話していないのは職場だけだったなあ。トランスジェンダーであること自体にも、同僚から最初は少し戸惑われているって感じてて「え、トランスジェンダーの先生なんだ?!」みたいな。だからなおさら言いづいところがありました。



ゆうな 私の場合は、ふつうに、女性として暮らしているから、あえて自分からカミングアウトすることはありません。仕事以外でも、休みの日にも一緒に遊んだりして仲良くなって「この人は理解ありそうだな」とか、話してみて「ちゃんと聞いてくれそうだな」って見極めて、自分の中でオッケーって思ったらカミングアウトするようにしています。そんな感じでカミングアウトした友達2人は、いまの私を受けいれてくれているし、性別に関わらず気軽に話せています。



カミングアウトする相手の見極め方

杏理 どうやって見極めるんですか?



ゆうな それは普段の会話とか――例えば、テレビに出ているLGBTの人のことが話題に出たときに、嫌悪感を示したり差別的なことを言ったりする人はその時点でアウト。でもそこで、「そういう生き方もあるよね」って言える人は、第一関門クリアかな。具体的な目安って言われると難しい。感覚的なところだから。



ごう 職場では言っていないけど、FRENSのことは話しているので、そこらへんでなんか察っされている感じはするかな(笑)。そもそも職場ではあんまりプライベートな話はしないから、お互い触れないって感じです。



ひろき 自分の中で、カミングアウトする相手の基準っていうのがあって。大学の友達とか、在学中にカミングアウトした人もいれば今になってからカミングアウトしている人もいて、その基準が、「今後ずっと仲良くしていきたい」と思うかどうか。これっきり会わない人にカミングアウトしてもしょうがないなって。


それで、カミングアウトした相手が、アウティングとは違うんですけど、「他の人(共通の知り合いとかではない人)に言っていい?」って聞かれたら「いいよ」って言って、どんどんオープンにしていこうとしています。

職場でも仲がいい人にはカミングアウトしています。気持ち悪いとか言われたことはないし。ある意味、言ったほうが、心を開いている感じになって、もっと仲良くなれるかなって印象があります。




家族へのカミングアウト、どうしていますか?

まさし 親などの家族へはカミングアウトしていますか?



ゆうな 私の考えなんですけど、その人の状況によるんじゃないかっていうのがあって。私の場合は、性別を移行しているトランスジェンダーだから、見た目が大きく変わるので、言わなかったとしても親と話し合いをしないといけないときが来ると思ったから、言いました。

そしたら「見た目はどうでもいいけど、生きていてくれたらそれでいい」って言ってくれたんですね。 味方になってくれたからよかったけど、それはあくまで私の場合。親子関係は人それぞれいろんな事情があって、うまく転べば味方になってくれるかもしれないけど、そうじゃない場合もある。味方になってくれた場合、相談相手や拠り所として頼れるから、できるなら(カミングアウト)したほうがいいかな。でも、「絶対しなきゃ」ってわけではないと思います。



ひろき 無理にカミングアウトする必要はないというのは、ぼくも同じ意見ですね。でもたぶん親は気づいているんじゃないかな、自分が考えているよりずっと親は分かっていると思うんで。

大学生のときに「彼女いないの?」って聞かれて、「いないね~」って答えたら、冗談っぽく「じゃあ彼氏は?」って聞かれた。「バレてんなあ」って思った。



杏理 その時はどうしたんですか?



ひろき そっぽ向いて、「そんなわけなくない」って。



会場 (笑)



ひろき 誤魔化して終わったんですけど、これはバレてるなあって思った(笑)。そこを無理やり追求したりしてこなかったんで、たぶん自分から言うのを待っているのかなあと思って。だから誰か親に紹介したい人ができたときに、言ったらいいかな~くらいの感じで。「いつまでに言おう?」とか「絶対言わなくちゃいけない」とかは思わない。「いつか言う日が来るかもしれんなあ」くらい。



ごう 私の場合は、(親との関係は)すげえいい。出身が熊本で、別々に住んでいるから良いんだろうなあ。近かったら嫌だった。親には言っていないんですけど、私の場合は「言ったほうがいい」「言わなきゃ」みたいな場面がなかったから。これからどうなるかは分からないです。



第2回に続く(全3回)


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7件のコメント


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Yuto Kaneki
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adien first
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adien first
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